アーユルヴェーダ健幸法

更年期 って?

更年期は、まだまだ先の話と思っている方、もしかして来始めているかも(?)とそわそわしている方、真っ最中の方と様々かと思いますが、更年期って辛そうなイメージがありませんか?

一般的に、女性の更年期は閉経前後の約10年間を指します。卵巣ホルモンであるエストロゲンの分泌が急激に減少するため、更年期症状と言われる様々な症状が現れます。(厚生労働省e-ヘルスネット更年期障害


卵巣について

卵巣は、親指の頭くらいの大きさの女性生殖器であり、卵子を生成、成熟、排卵します。それと同時に、女性ホルモン(エストロゲンとプロゲステロン)を分泌して、子宮の状態を妊娠に備えたり、女性らしい丸みを帯びた身体を作ったりしています。

卵巣から分泌される女性ホルモンのうち、エストロゲンは主に卵胞の発育と共に産生されるので、卵胞ホルモンとも呼ばれ、プロゲステロンは主に黄体で作られるため、黄体ホルモンとも呼ばれています。

ちなみに、性ホルモンの原料はコレステロールですが、エストロゲンは、卵胞で男性ホルモンであるアンドロゲンが変換されてエストロゲンになるのだそう。コレステロール→アンドロゲン(男性ホルモン)→エストロゲン(女性ホルモン)という具合ですね。

つまり、女性にも男性ホルモンがあって、かつ必要なものであり、男性も然りです。

エストロゲンについて

エストロゲンは、女性生殖器以外にも体の健康維持に重要な役割を果たしています。

まず、肝臓ですが、ここでは、LDLコレステロール(いわゆる悪玉コレステロール)を下げ、HDLコレステロール(いわゆる善玉コレステロール)を上げる働きをしています。そのため、エストロゲンが低下すると、高脂血症につながってしまうのです。

また、エストロゲンは、血管や血液に対しても作用しています。血管の拡張や抗動脈硬化、凝固能亢進といった作用をもたらすので、低下すると、動脈硬化や虚血性心疾患につながるとされています。

骨に対してエストロゲンは、骨量の維持や思春期における骨端軟骨板の閉鎖、コラーゲンの合成促進をしています。ですので、低下すれば骨粗しょう症の危険が高まります。

さらに、皮膚に対しては、皮脂腺の分泌抑制やコラーゲンの合成促進作用があるので、エストロゲンの低下はにきびやしわにつながります。

更年期障害について

更年期は、卵巣の機能低下に伴うエストロゲンの減少が起こる時期です。そこに、社会的要因や環境的な要因、個人の生育歴や心理的要因など様々な要因が複雑に絡み合い、自律神経失調を中心としたいろいろな不定愁訴が引き起こされます。これが更年期障害と言われるものですね。ただ、不定愁訴って個人差も大きく、他人にはわかってもらいにくいもの。そのことがまた余計にしんどくさせているようにも思います。

女性ホルモンはごくわずかな量で身体に多大な影響を与えます。ですので、ちょっとしたバランスの乱れが様々な不調につながります。特にエストロゲンの変化は影響が大きく、女性ってやっぱり繊細なんだなと実感します。

また、更年期の女性は、体力などを含めた身体的な変化だけでなく、いろいろな変化が起こる時期でもありますよね。仕事上での責任が増えたり、ライフステージでの役割が変化してきたり・・・。どんなことも、バランスをとるって本当に大事なことですよね。変化しやすい時こそバランスを大切にしたいですね。

アーユルヴェーダでは、変化というのはヴァータに関係すると考えます。そして、実は更年期は、年齢的にもヴァータが増えやすい時期なんです。そう、ヴァータの増加は老化に直結。ですので、ヴァータが増えすぎないような対策がとても大切になってきます。

ただ、ここで気を付けたいのが、更年期症状がすべてヴァータによるものかというとそうではないということです。重複しますが、エストロゲンの減少は、自律神経のバランスの乱れや、ほてり、頭痛、腰痛、倦怠感につながります。そして、LDL(悪玉)コレステロールが増加し、動脈硬化や骨粗しょう症のリスクが上がります。また、のぼせやイライラも多くなると言われています。

こういった症状のうち、例えば、「気分が変わりやすい。皮膚や粘膜が乾燥しやすくなる。便秘が起こりやすくなる。不安。不眠。性欲が減退しやすくなる。」といった症状はヴァータ性更年期症状ですが、「すぐに怒る。いろいろなことに過敏になる。短気。ホットフラッシュ。出血過多になる。皮膚病のリスクが高くなる。」などはピッタ性の更年期症状と考えられます。また、「老廃物が溜まりやすくなり、おもだるくなる。眠気に襲われやすくなる。やる気がなくなりやすくなる。いつもうつらうつら寝てしまう。体重が急激に増える。むくむ。コレステロールや中性脂肪が高値になる。といった症状は、カパ性の更年期症状という具合です。

そこで、アーユルヴェーダ的対処法が大事になってきます。が、それぞれの対処法についてはまた次回に・・・。

フランキンセンスの効能

フランキンセンス
フランキンセンスには、浄化、血液浄化、鎮痛、若返り、抗炎症、抗菌、収斂、皮膚再生作用、心を癒し呼吸を整えるなどの作用があり、以下のような効能があると言われています。

①風邪、鼻炎、気管支炎
②傷、しわや乾燥、肌荒れなどの皮膚トラブル
③緊張、不安、気分消沈、トラウマ
④頭痛、生理痛、記憶力低下
⑤スピリチュアル、浄化

※ネガティブになりやすい人や、何事も自分で決める事ができない人、自分の居場所がないように感じる人は、頭頂部にある第7チャクラに希釈したフランキンセンスを使用してみるとよいようです。
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