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これって乳腺炎?

皆さん、このように思っていませんか?「赤ちゃんが生まれたら、おっぱいが出てきて、赤ちゃんは普通におっぱいを飲んでくれるよね」「おっぱいの時間になったら飲ませて、飲めなければミルクを飲ませて寝かせればいいよね」「ミルクをたくさん飲ませておけばいっぱい寝てくれるから、ママも助かるなぁ。ママも夜はぐっすり眠りたいし・・・。」「乳房トラブルなんて今は起こらないだろう」

でも、朝起きたらおっぱいが痛くて、ガチガチに岩のようになっている。寝返りも打てないほどに張ってしまい、痛くてどうすればいいのかわからない。飲ませようと思っても赤ちゃんが上手に飲んでくれなくなっちゃった。お産も痛かったけど、お産よりもおっぱいの方が痛い。痛くて触るのも怖い。赤くなっているし、おっぱいが熱い・・・。

このような状況に陥ってはいませんか。

おっぱいトラブル 乳房トラブル 乳腺炎

なんでこうなるの?

こういうことは、一度は経験することかもしれません。ママもぐっすり休みたい・・・そうですよね、よくわかります。ただ、授乳と授乳の間隔が空き過ぎてしまうと、次々と作られるおっぱいがどんどん乳房内に溜まってしまい、おっぱいはパンパンに張ってしまいます。飲み取ってもらっておっぱいの中が空っぽになればいいのですが、乳汁が滞っていると、そこにバイ菌などが侵入して乳房トラブルを起こします。乳頭に傷があったりすると、さらにトラブルが起こりやすくなるので、早め早めの対応が大事です。赤ちゃんが、傷ができやすくなる飲み方をしている場合もありますので、しっかり咥えられているか確認することも大事です。

産後はおっぱいが急激に変化している時期です。産院にいる間は大丈夫だったのに、帰ってからおっぱいの感じが全然違うという方もたくさんいらっしゃると思います。ただ、その状態が授乳期間中ずっと続くわけではないので、そこはご安心ください。ママと赤ちゃんのおっぱいのリズムがしっかりできてくれば、ママもぐっすり眠れる時間が確保できるかもしれません。実際、しっかり身体を休めることはとても大事なんです。ただ、リズムができるまでが大変ですよね。


どうすればいいの?

乳房トラブルを避けるためには、まずは授乳間隔が空きすぎないようにすることが大事です。おっぱいが張りすぎてしまって、でも赤ちゃんは今ぐっすり眠っているから飲んでくれないというときは、ご自身の手で搾って軽くしておくのも一つです。その上で、おっぱいが赤くなっていて熱を持っているようであれば、冷やしてあげましょう。

きれいなタオルやハンカチを水で濡らして、それをおっぱいに当てて冷やします。ひんやりとして気持ちいいと思います。ただ、気持ちいいからと言って、湿布を貼ったり、氷で冷やしたりするのはやめましょう。授乳の前には温めて、授乳の後に冷やすのが基本です。

そして、休息がとても大事!

このように、対処したうえで、授乳の後はしっかり身体を休めるようにしましょう。実際にママの疲労が蓄積されると、乳腺炎になりやすくなります。乳腺炎になると、熱が出たり、関節が痛くなったりもして、本当に辛いです。温かい白湯などを飲んで、しっかり休む時間を確保しましょう。

また、乳腺炎の予防には赤ちゃんの飲み方もとても重要です。授乳の姿勢はどうですか?お互いに気が散ってしまったり、おっぱいが引っ張られてしまったりはしていませんか?正しい姿勢で正しい咥えさせ方で授乳できていますか?

なかなかご自身ではわからないこともあるかもしれませんね。ガチガチのおっぱいがフワフワになればそのまま様子を見ていいと思いますが、身体もだるく熱もあったりすると、どこかに受診に行くのって大変ですよね。そんな時に是非お気軽にご利用いただければと思います。乳腺炎は繰り返すことがあります。何か理由があるはずなので、その原因も一緒に探していきましょう。

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外部リンクhttps://woman.mynavi.jp/kosodate/articles/3527

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