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生理にも個性がありますよね。

周期が長めの人もいれば、短めの人もいて、量に関しても多い人少ない人がいます。

また、生理の期間にも長い短いがありますね。

PMS(月経前症候群)の症状が強い人もそうでない人も。

生理って来ると嬉しいですか?それともブルーな気持ちになりますか?

周期はどうですか?規則的ですか?長いですか?短いですか?

経血量はどれくらいですか?これって多いの?少ないの?

色は何色?赤?ピンク?茶色?黒?

痛みはある?ない?気分はどうなる?

初潮はいつ?閉経はいつ?

など、人それぞれ違いますね。

ただ、やっぱりしっかりと機能しているかそうでないかは大事です。それに、痛みや精神症状で生活に支障が出てしまうようではよくないですよね。どうすればいいのでしょうか。

生理が来ることでブルーな気持ちになる人って?

まず、ベビ待ちしている妊活さんにとっては、生理が来ると、あぁ、また妊娠していなかった・・・と月経が来ることはがっかりしてしまう現象ですよね。

期待していた分、裏切られたような気持ちになってしまったり、自分の身体を責めてしまったりもするのではないでしょうか。

ですが、自身を責めるのは一番よくないこと。気持ちをリセットし、

生理が来てしまったら、後述の「生理中の過ごし方」に気を付けることが大事です。

参考にしてみてください。

また、生理痛が強い人にとっては、今月もまた辛い痛みを乗り越えなければいけないのかと、しんどい気持ちになってしまいますよね。

本来、生理痛ってほとんどないものだと考えられるのです。が、いろいろな要因により、動けないほど生理痛が酷くて、痛み止めが手放せないという方も時々いらっしゃいますね。

ただ、痛み止めは、解熱鎮痛剤であり、痛みを取り除くだけではありません。体温を下げる働きもあるので、飲み過ぎには注意が必要です。

他には、産後で生理から解放されていた褥婦さんも、また始まった・・・という気持ちになるかもしれません。

また、初潮の時はどうでしたか?もしかしたらこんなの嫌、と不安になった経験があるかもしれませんね。私は、これから一生毎日出血し続けるのかと勘違いしてショックを受けたことを覚えています(笑)。

生理が来て嬉しいと感じる人は?

一方、生理が来て嬉しいと感じる人は、妊娠してしまったかも、という不安を抱えていた人や、生理前がつらくて、生理が来ると心身が楽になる人、生理不順や無月経になっていた人、などでしょうか。

このように、あまり良いイメージが持たれない生理ですが、実は、生理って本当は喜ぶべきありがたいものなんです。


あなたのPMS(月経前緊張症候群)の症状はどのタイプ?

ところで、あなたのPMSの症状はどんなタイプですか?

アーユルヴェーダでは、ヴァータ・ピッタ・カパという3つの性質がありますが、PMSに関しても、どのタイプが強く出ているかで、ヴァータ性、ピッタ性、カパ性があります。


ヴァータ性のPMS

まず、ヴァータ性PMSですが、ヴァータ性のPMSは、不安・不眠・便秘になりやすく、頭痛めまいが起こりやすいタイプです。

感情の起伏が激しくなるのも特徴です。なんとなく生きているのがつらく感じたり、虚無感を感じてしまったりします。

また、皮膚が渇きやすくなり、口も渇くようになります。そして、日没時や日の出前に痛みが出ることが多いかもしれません。

ヴァータ性のPMSの対処法

対処法は、温める、潤わす、瞑想する、です。

普段からこのような症状がある方も、生理前にだけこのような症状が出る方も、月経前のこの時期は、特に、自分自身を大事にしてあげることを心がけてください。

今は心を休める時期だと考えて行動するようにしましょう。

瞑想にうってつけの時期と言えるので、是非瞑想を積極的にやってみてください。


ピッタ性のPMS

ピッタ性のPMSは、イライラしやすくなります。ちょっとしたことでも怒りっぽくなって、批判がましくなります。

下痢もしやすくなります。

今まで溜めていた怒りなどが爆発しやすくなるので、パートナーさんは気を付けてくださいね。

ピッタ性のPMSでは、発汗しやすくなり、ニキビや発疹が出やすくなります。

また、月経周期が短くなる傾向があり、昼間や真夜中にPMS症状が悪化すると言われています。

ピッタ性のPMSの対処法

対処法は、穏やかさに触れることです。

公園などを散歩し、自然に触れること、空を見ること、木々の緑を見ること。これらを心がけてください。

私はよくやるのですが、木の幹に触れて、エネルギーを感じることもお勧めです。

青空もいいですが、月明かりの下でのお散歩もいいですね。

ピッタ性のPMSでは、鋭い熱の性質を緩和させることを心がけてください。

瞑想も効果的です。

そして、目をできるだけ休めるようにすることが大事です。

パソコンやスマホに触れる時間をできるだけ減らし、目をいたわってあげることを心がけましょう。

特に、ついやってしまいがちな「寝る前のスマホ」は厳禁ですよ。


カパ性のPMS

カパ性のPMSでは、だるさ倦怠感が強くなります。

そして、悲しいわけではないのに涙が出てきてしまうなど、感傷的になります。

様々な体液が分泌過剰になった状態と考えられ、食欲は低下し、むくみやすくなります。

また、胸が張ったり乳首が痛んだりします。

月経周期は遅れがちになり、症状は早朝や夕方に悪化しやすいです。

カパ性のPMSの対処法

対処法は、好きなことに目を向けることが勧められます。

我慢したり、無理したり、自分を抑え込んだりせず、また、しょうがないとあきらめたりもせず、ため込まない事を心がけてみましょう。

大声を出してワーッと発散してみるのも良いかもしれませんね。


ちなみに、私自身は、どの性質の症状も混在しているし、月経中にもこういった症状が顕著になることがあります。

PMSのタイプは、普段の体質とは違うタイプだ、という方もいるかもしれません。

ある症状が強く出ているなと感じたら、その症状を緩和させる対処法を取り入れるということが大事ですね。

どうやって今の自分に優しく向き合っていくかを、症状でもって教えてくれていると考えましょう。


アーユルヴェーダがお勧めする生理中の過ごし方

次は、「生理中の過ごし方」についてです。

アーユルヴェーダでは、月経中はこのように過ごした方が良い、というのが示されています。

そして、月経中にどれだけ身体を労われたかで、次回の月経の質が決まると言われています。

1.十分な休息をとるようにしましょう。

月経中は身体をいたわり、十分な休息をとる期間だと考えて過ごすようにしてみましょう。

忙しすぎるとヴァータを乱してしまいます。

ヴァータの乱れは老化に直結しますので、ご注意ください。

2.昼寝は控えましょう。

休息イコール寝ることだと考えてしまいがちです。が、昼寝は控えましょう。

血液がうっ滞して、オージャス(活力の素・免疫)が阻害されてしまうと言われています。

3.軽い運動をしましょう。

特にお散歩がお勧めです。お散歩や軽い運動は月経血の排出を促してくれるからです。

私は、時々、自力整体をしていますが、自力整体の先生にも生理中に自力整体を行うと、生理の期間が短くなるよと言われました。軽い運動で月経血の排出が促されるからですね。

生理の期間が長い人は、月経血の排出がうまくいっていないから、だらだらと生理が長引いてしまうのかもしれませんね。

4.温かくて消化しやすい食べ物をいただきましょう。

月経中は消化の力(アグニ)が低下しやすくなっているので、たくさん食べるのは止め、消化に負担のかかるものは避けましょう。

5.月経中に甘いものが欲しくなった時には、塩味のものを先に摂ってみましょう。

アーマ(毒素)が蓄積していると甘いものを欲しやすくなるのですが、生理中に甘いものを食べると、うっ滞がさらに起こりやすくなるので、甘いものはできるだけ控えましょう。

ただし、我慢しすぎない程度に控えればいいと思います。我慢はよくないです。

6.入浴や洗髪は控えましょう。

アーユルヴェーダでは、生理中の入浴や洗髪を控えることが勧められています。

生理期間中ずっとは無理だと思いますが、入浴は月経血を増加させると考えられるので、シャワーで済ませるなどにし、初日や2日目は、洗髪を控えるか、なるべく頭部の刺激を抑えて洗髪する、ブラッシングも軽くするなど工夫してみてください。

月経中に頭部に触れて刺激をすると、ヴァータを乱してしまい、閉経が早くなってしまうことにつながると考えられるからです。また、月経血の排出が十分にいかなくなってしまうのだそうです。

ですので、生理3日目くらいまでは美容院やヘッドスパは控えた方がいいですね。

逆に、月経4~5日目になったら、温かいセサミオイルで頭部をマッサージして、しばらくしてから洗髪するのがおすすめです。これは、閉経を早めないコツだそうです。

7.月経血の流れを阻害しない。月経中は性生活を控える。

月経は浄化の過程と考えます。生理って、子宮の浄化なんですね。

アーユルヴェーダにはいろいろな浄化療法がありますが、女性は生理という形で毎月浄化されているから、男性より平均寿命が長いのかもしれないとも考えられています。

また、月経中は性生活も控えた方が良いとされています。性交により月経が乱れてしまうためなのですが、経血の流れの阻害にもつながりますよね。

経血の流れを阻害せず、排出することが大事なので、タンポンなどは、アーユルヴェーダ的には使用しない方が良いものと考えられます。私も、以前、月経カップを使用していましたが、ある時、トイレに落ちてそのまま流れて消えてしまいました(笑)。

8.五感への過剰な刺激を抑える。

月経中は見るもの聞くもの、刺激的なものがどんどん入ってくるので、五感への過剰な刺激は月経に乱れを起こしやすくなると言われています。なので、過剰な刺激を避け、自分に優しくしてあげることが大事です。

生理中は自分にとって大事な期間なので、瞑想をするなどして、自分の内側に意識を向けることが大事です。


身体が整っていれば、本来、生理痛もないはず。生理痛で日常生活に支障をきたすのは異常なこと。

つまり、生理痛がある状態というのは、まさに身体からのSOSのサインですね。

あなたの身体はあなたが一番わかってあげないと、ですね。

フランキンセンスの効能

フランキンセンス
フランキンセンスには、浄化、血液浄化、鎮痛、若返り、抗炎症、抗菌、収斂、皮膚再生作用、心を癒し呼吸を整えるなどの作用があり、以下のような効能があると言われています。

①風邪、鼻炎、気管支炎
②傷、しわや乾燥、肌荒れなどの皮膚トラブル
③緊張、不安、気分消沈、トラウマ
④頭痛、生理痛、記憶力低下
⑤スピリチュアル、浄化

※ネガティブになりやすい人や、何事も自分で決める事ができない人、自分の居場所がないように感じる人は、頭頂部にある第7チャクラに希釈したフランキンセンスを使用してみるとよいようです。
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