今日はスパイスのクミンのお話です。
クミンってどんな味だったかなと思い、早速購入。
玉ねぎとトマトと一緒に炒めてみたら、フィジーを思い出しました。
実は私、一年間フィジーに行っていたことがあって、インド人の家庭で毎日のようにカレーを食べていたんですよ。
それはさておき、
クミンはカレーの香りに使われているスパイスですが、味はカレー味ではないです。
じゃあどんな味?と聞かれたら、フィジーの味と答えてしまうかな(笑)。
香りはちょっと酸っぱいような香りで、クセは強めかもしれません。
で、このクミンですが、なんと!母乳の分泌を促進させる効果があるとのことで、
助産師としては気になって仕方がなかったのです。
香りは強めですが、クミンパウダーを白湯で溶かして、クミンティーにして飲んでみました。
お味は、割とさわやかな感じです。
カレー粉を溶かして飲めと言われてもちょっと嫌ですが、クミンティーはいけます!
母乳分泌の促進以外にも、クミンには、リラックス効果もあるので、相乗効果でより母乳が出るようになるのかもしれませんね。
また、消化を促す作用や、抗酸化作用もあるので、お勧めのスパイスと言えます。
クミンは、ヴァータとカパを整えるとも言われているので、ヴァータが過剰になっている方、カパが過剰になっている方は是非取り入れてみてくださいね。
さらに、カルダモンと共に、クミンにはアルコールの毒性(刺激作用や抑制作用など)を中和する働きがあるとも言われています。
アルコールといえばウコンかなと思っていたので、クミンとカルダモンがアルコールの毒性を中和するとは知りませんでした。
これぞ、アーユルヴェーダの知恵ですね。
セサミオイルによるトリートメントの効能
①コレステロール値を下げる
②抗酸化作用、アンチエイジング効果
③生活習慣病の予防
④デトックス効果
⑤リラックス効果
⑥美肌・美髪効果
⑦疲労回復効果
⑧体力アップ
⑨自律神経の安定
⑩安眠効果
古典書「チャラカ・サンヒター」には毎日オイルトリートメントをすることで、
「気持ちの良い肌触り、引き締まった体となり、体力が増し、魅力的な容姿になり、加齢による衰えはほとんどみられない。また、頭部に塗れば脱毛や白髪にならず、安眠効果をもたらす」と書かれているそうです。