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消化力は、人それぞれ、その時々の体調によって異なりますよね。

胃腸の調子が悪い時に、重たいものを無理やり食べる人はいないと思いますが、

アーユルヴェーダでは、消化しきれない、未消化のものが身体に残っている状態を良しとしません。

未消化物は、病気につながると考えられているからです。

食べ物に限らず、消化不良は身体によくないですよね。

アーユルヴェーダでは、消化力のことをアグニ、未消化物や毒素のことをアーマと言いますが、

アグニ(消化力)が弱いと、アーマ(未消化物や毒素)が生じます

アーマが溜まると、力が衰えたり、倦怠感が生じたり、さらなる消化不良を引き起こします。

また、便やその他の老廃物が溜り、関節痛にもつながると考えられています。

アーマが溜まっているサインとは?

朝起きて、舌に舌苔がびっしり付いていたら、アーマが溜まっていると考えられます。

寝起きの歯磨きの後には、舌の状態をチェックして、舌も磨くようにしましょう。

その後オイルうがいや鼻うがいをして、白湯を飲む。

私もこれを毎朝のルーチンにしています。

また、排便が水に沈むのもアーマが関係しているとのこと。

重さがあれば沈むものなのでは?と思ってしまいますが、アーマが少ないと、便は水に浮くのだそうです。

ちなみに、朝食は排便があってから食べるのが良いと考えられていますよ。

消化力を整えるってどういうこと?

消化力であるアグニは、ヴァータが過剰だと不規則になります。

ですので、ヴァータ体質の方や、ヴァータが優位になっているときは、おなかが空いたり空かなかったりして、食事自体も不規則になりやすいです。

また、ピッタが過剰だとアグニが強くなり、食べ過ぎてしまうことも。

美味しく食べられるのは良いですが、食べ過ぎには、注意したいですね。

そして、カパが過剰だとアグニは遅くなると考えられます。

この場合は、消化に時間がかかるような重いものは、控えめにするのがいいですね。

このように、アグニに応じた食事を摂ることが大事で、普段から消化力を整えておくことが大事になります。

消化力を整え、毒素を溜めないようにするには?

体質や体調によって人それぞれ注意することはあると思いますが、

いずれにしても、未消化物や毒素であるアーマを溜めないようにすることが大事になります。

その一つとして、16時間断食をすることも勧められています。

そういえば私も、夜勤をしていたころは、16時間何も食べないってことがありました。

夜勤自体は身体によくないので、できれば避けたいところですけどね・・・。

お水やお白湯以外の、味のするものを16時間摂取しないことで、消化するものが無くなり、胃腸は休まったように思います。

少食にすることや、胃に何か残っている状態のまま次の食事をしないことなども気を付けていきたいところですね。

そして、消化力をアップするスパイス類を適切に摂ることがお勧めです。

消化力を上げると言えば、やはりショウガ

ですが、ピッタ体質の方には、ピッタを上げずに消化を促すコリアンダーウコン、フェンネルがお勧めだそうです。

また、調理してから時間が経ったもの古くなったもの高温で調理したものはアーマが溜まりやすいので避けた方が良いとされています。また、はちみつを加熱しないことや牛乳は単独で飲むようにするという点も気を付けたいところです。

もちろん、白湯を飲むこともお勧めです。

その他、軽い運動入浴オイルケア睡眠時間をしっかり取ることも毒素を溜めない生活には大事です。

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