ラベンダーは、ストレスがたまったときにはリラックスさせ、気分が沈んだときは高揚
させてくれるという、なんとも便利な(笑)シソ科の植物です。
私は、安眠のために昔からよく使っていました^^
ラベンダーの香り成分である酢酸リナリルが、セロトニンを誘発してくれるんです。
そのため、安眠につながるんですね。
香りは、好みがあると思いますが、豊かな甘い草花、ハーブの木の香りと言われています。
味は辛味。エネルギーは、弱冷却、中性。
ラベンダーは、ヴァータは増やさず、ピッタとカパを鎮めてくれます。
尚、子どもへの使用は禁忌ではありませんが、芳香浴やマッサージなどの過剰な使用で、
子どもに女性化乳房が起こったという報告があるようなので、注意が必要です。
さて、ラベンダーの香りが誘発してくれるセロトニンですが、
セロトニンには、気分を落ち着かせてリラックスさせる働きがあると言われています。
そして、睡眠に問題がある人は、セロトニンの量が少ないと言われています。
セロトニンが不足すると、ネガティブ思考になったり、イライラしやすくなったり、
不安が強くなったりしてしまいます。
また、加齢やストレス、心身の疲れでもセロトニンの量は減ってしまうのだとか。
疲れていて眠りたいのに、セロトニンが少ないために質の良い睡眠が取れないのでは困りますね。
そんな時は、ラベンダーの香りで、セロトニンを増やしていけると良いですね。
ラベンダーの香りが苦手な方は、他のアロマオイルとブレンドするのもお勧めです。
ラベンダーは、すべての精油と相性が良いと言われており、特に柑橘系、ゼラニウム、ローズ、
ネロリ、クローブ、ローズマリー、クラリセージ、針葉樹類との相性が◎。
ちなみに、安眠のために、私は、夜は間接照明で過ごし、朝は朝日を浴びるようにしています。
最近は、第6チャクラに朝日を浴びることも意識していますよ~。
自然な睡眠を誘うホルモンはメラトニンですが、セロトニンはメラトニンになる前の段階のもの。
朝日を浴びて、サーカディアンリズムを整えてあげることも大事ですね。
※精油は脂質親和性のため皮膚の浸透性が高く、数分以内に血液中に浸透し、 9 0 分後には血液から消えていくと言われています。
こちらは外部リンクです。
ラベンダーエッセンシャルオイル 生活の木ライブラリー→https://www.treeoflife.co.jp/library/aromablendlab/essentialoil/201803193694.html
厚生労働省【セロトニン | e-ヘルスネット(厚生労働省)】
厚生労働省【メラトニン | e-ヘルスネット(厚生労働省)】
ラベンダーの効能
ラベンダーには、駆風・利尿・抗けいれん・消毒・調整といった作用があり、以下のような効能があります。
①やけど、水疱、ケガ、虫刺され、皮膚炎、水虫
②にきび、吹き出物、乾燥肌
③神経炎、腰痛
④気管支炎、風邪
⑤高血圧
⑥ストレス、不眠、いらつき、情緒不安定
子供にも使用が可能ですが、子供への使いすぎには注意が必要です。